砂漠の空気から飲み水を取り出せる、こんにゃくゼリーフィルムが開発される
2022.05.27 20:00
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カラパイア
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世界の3分の1の人々は乾燥地帯で暮らしており、深刻な水不足に悩まされている。そこで新たに開発されたのが、大気中から低コストで、水分取り出して飲料水にすることができるゼリー状のフィルムだ。
いわば「スターウォーズ」に出て来る砂漠の惑星「タトゥイーン」の水分凝結機 のようなものだ。
『Nature Communications』(2022年5月19日付)に掲載された研究論文によると、このフィルムは、こんにゃくや植物繊維の主成分が原材料で、1キログラムあたりわずか2ドル(250円)ほど。
フィルム1キロで、湿度15%のもっとも乾燥した地域でも1時間あたり6リットル、湿度30%なら13リットルも飲み水を取り出せるという。
・空気中から低コストで飲料水を取り出す技術
一般に湿度といったら「相対湿度」のことを指している。空気が水分を含んでいることはご承知の通り。その空気が含むことができる最大の水分量(飽和水蒸気量)に対して、現在含んでいる水分の量の割合、これが相対湿度だ。
だから(相対)湿度100%は、空気が完全に水蒸気で飽和して、それ以上水分を保持できない状態のことだ。そして私たちが快適に過ごせるのは湿度30~50%の時で、30%以下なら乾燥地域ということになる。
これまで砂漠の空気から水を抽出する試みは、エネルギーがかかりすぎ、あまり効率的なものではなかった。だが今回のゼリー状のフィルムは、そうした乾燥地域であっても低コストで水を取り出せるという。
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