笛吹の少女から象部隊を錯乱させるラッパなど、古代から使用されてきた音響兵器の歴史
2022.09.16 12:04
|
カラパイア
[画像を見る]
戦いの喧騒だけでは不十分だとでも言うかのように、人類は音を戦争に利用してきた。
大きな爆発音や雄叫びで敵に恐怖を与えたり、笛の音で騎兵を混乱に陥れたりと、音を使った戦術は古代から使用されてきた。
以下では、人類が戦いで音をどう利用してきたのか見ていこう。最初は心理的な効果を与えるのが狙いだったが、近年では物理的ダメージを与えるほどに、音の利用は進化している。
・トラキアの捕虜と笛吹の少女
古代の騎兵隊の馬は、軍隊を戦場へ導く管楽器に驚かないよう訓練されていた。だが戦では、これを逆手に取る方法もあった。
紀元前7世紀、現在のトルコ北西部にあたるトラキア地方カルディアの町は、巧みな騎馬兵で名を馳せていた。
彼らはただ戦いに長けていただけでなく、余興として馬にダンスまで仕込んでいた。笛を鳴らせば、馬はメロディに乗って後ろ足で立ち、宙を舞うように踊ったのだ。
ナリスという、ギリシャ北東部にあるビサルティア出身の男がいた。彼は少年のときに捕虜になって、カルディアの床屋で働いていた。
そこでこの踊る馬の話を耳にした。古代ギリシャの作家アテナイオスによると、ある日ナリスは逃亡し、無事故郷に帰還したという。そして来るべきカルディアとの戦いに備えた。
ナリスには秘策があった。彼と同じくカルディアから逃れてきた笛吹きの少女だ。ナリスは彼女に宴会でカルディア兵が歌っていた曲を教えると、合図があったらそれを笛で吹くよう命じた。
少女が言われた通りにやると、笛の音色を聞いたカルディアの騎馬は後ろ足立ちになって、踊ろうとした。
背中の兵士はたまらず振り落とされる。
ピックアップ PR
ランキング
総合
カルチャー
1
「妊娠中に乗った電車の空席は1つだけ。そこに座ろうとしたら、スーツの男が走りこんできて」(愛知県・40代女性)
Jタウンネット
2
「鮮度が違う」「別の果物みたい」 ふるさとチョイスで人気の【りんご】トップ5
Jタウンネット
3
東横インの無料朝食、通称おにぎりビュッフェが話題。「朝から5個も」「理想のビジホ朝食」
東京バーゲンマニア
4
「母と2人で九州に帰省した3歳の私。空港で𠮟りつけられたあと、見知らぬおばさまに...」(群馬県・30代女性)
Jタウンネット
5
『あの花』15周年スタンプラリー開催中 新アニメ『上伊那ぼたん』×芝桜コラボイベントも... 埼玉・秩父の今年の春は見逃せない【4/10~5/17】
Jタウンネット
6
懐古が止まらない!昭和の食卓を支えた食品たちが大集合『日本懐かし食品大全』が新発売
Japaaan
7
豊臣秀吉の出世は“努力物語”だけじゃない!戦国時代の成り上がりを支えた意外な水運ネットワーク
Japaaan
8
コロンと寝そべった姿がとってもキュート♡ミニフィギュア「寝そべりべこたち」が新発売
Japaaan
9
奈良の鹿の〝春のお楽しみ〟現場を激写 精いっぱいな姿にSNSにっこり「尊いなぁ」「可愛いんだからもう」
Jタウンネット
10
『豊臣兄弟!』姉川は“地獄”だった…お市・長政・小一郎の「覚悟」で新しい局面に突入した第15話を考察
Japaaan