前回、泣く泣く駿府の家臣や妻子を見捨てて織田信長(演:岡田准一)との同盟を選んだ松平元康(演:松本潤)。
少年時代のトラウマが消えず、完全に気圧されて妹のお市(演:北川景子)を娶らされかけますが、駿府に残した瀬名(演:有村架純)の窮状を知って奮起します。
瀬名を傷つけた旧主・今川氏真(演:溝端淳平)を決して許さない。「わが妻と子を、この手で取り戻しまする!」元康は毅然と宣言しました。
愛する妻子を取り戻すため、再び戦いの場へ赴く元康(イメージ)
NHK大河ドラマ「どうする家康」第4回放送は「清州でどうする!」どうすると言ったって、清州まで来た以上、なすべきは信長の使い走り……もとい盟友として並び立つまでのこと。
「やっかいごとは、白兎殿に押しつけなさるがよろしいかと。そして大切になさいませ。兄上が心から信をおけるお方は、あの方お一人かも知れませぬから」
やがて信長と背中を預け合い、東の強敵(今川、武田、北条など)と戦う日々が幕を開けるのですが……さっそく今回も振り返っていきましょう。
実際には和やかだった(であろう)織田・徳川の同盟まずは今回放送で言及された時代背景から。