「どうする家康」織田・徳川の同盟、藤吉郎の尻、氏真のゲスっぷり…第4回放送「清州でどうする!」振り返り (3/8ページ)

Japaaan

まるで北京の紫禁城を思わせる壮大な清州城も、近年の研究成果によってそれを裏づける遺構が発見された……という話も聞きませんが、そうなのでしょうか。

他にもお市が当時日本にはいなかったと思われるオウムを飼っていたり、信長が舶来物のテーブルで酒を酌み交わしていたり等々、本作は時代考証より「信長はとにかくスゴい」というムードありきのため、あまり細かいことは気にせず楽しむのがおすすめです。

誰が言ったか岡田准一の扮する信長を「第六天魔王」ならぬ「V6天魔王」と呼んでいましたが、言い得て妙かも知れません(個人的には面白く感じます)。

乱世は愉快?民の悲しみを顧みないお市の発言

時をさかのぼること15年前、川で溺れたところを救われて以来、ずっと元康(当時は竹千代)に恋心を抱いていたお市。

武芸や馬術に達者な男勝りの姿は、とかく悲劇のヒロインとして描かれがちな彼女のイメージを変える斬新な試みだったのではないでしょうか。

ただちょっと気になったのは、お市の年齢。物語(清州同盟)の時点で永禄4年(1561年)、竹千代に助けられた15年前と言えば天文15年(1546年)。

お市が生まれたのは一般に天文16年(1547年)と言われるため、彼女はまだ生まれていません。よって今回のエピソード一連はフィクションとなります。

まぁ細かなことはさておいて、さらに気になったお市のセリフ。

高野山持明院蔵・お市の方(浅井長政夫人)像

「乱世は愉快。力さえあれば何でも手に入る。

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