武田信玄(演:阿部寛)の猛攻により、瞬く間に駿府を追われた今川氏真(演:溝端淳平)。遠江の懸川城へ追い詰められ、およそ半年にわたる抵抗で徳川家康(演:松本潤)に降伏しました。
「家康よ……余は、妻と共に北条殿に身を寄せたい。力添え願う」
かくして東海道の雄として名を馳せた戦国大名・今川家は滅亡。氏真と正室・糸(演:志田未来。早川殿)は流転の人生を歩むこととなります。
いまだ兄とも慕っている氏真を殺さずに済んで、ホッと一息……いえいえ、そうは信玄が卸しません。
「わしに、喧嘩を売っているらしい。信玄は大いに怒っておる!……そう、岡崎のわっぱに伝えてやれ」
氏真を助けたことで武田と戦さになるやも知れぬ……どうする家康!?ということで第12回放送は「氏真」でした。
文字通り氏真にフォーカスを当てた今回は、一体いつになったら登場するんだと今川ファンの多くがやきもきしていたであろう糸がようやく初登場。
そしてあっさりと(多分)退場……実にもったいないですが、今週も振り返りと参りましょう。