大河「べらぼう」の27回『願わくば花の下にて春死なん』。
吉原の桜並木を見上げながら、「かをり、とびきり幸せんなれよ。二人で」 と、蔦重(横浜流星)言われ、「言われずとも。誰よりも幸せな二人に」と答える誰袖(福原遥)。
祝福するようにキラキラと輝きながら舞い落ちる桜。
幸せの象徴のような“桜”があるかと思えば、同じ満開でも「本来なら“うちの桜”だったのに」と無念の思いで見上げる“桜”もあり。
そして、花を咲かせることのできない老木なのに、なお人間を支配し続ける“家”の象徴である“桜”も。
【前編】では、相思相愛な花魁・誰袖(福原遥)と田沼意知(宮沢氷魚)、瀬川に約束した“吉原の女郎を幸せにする”というべらぼうな夢を忘れていなかった蔦重(横浜流星)と、彼らを彩る満開の桜の話を回想しました。