「よく、描けたなあ」……
涙を浮かべながら、歌麿(染谷将太)の描いた「笑い絵」(春画)を見て感嘆の声をもらし涙を浮かべる蔦重(横浜流星)。きよ(藤間爽子)と出会い、歌麿は暗澹たる過去の呪縛から解き放たれ、未来へ歩き始めます。やっと、平穏で温かい自分の居場所を見つけた歌麿からは幸せオーラが漂っているようでした。
一方、今回の第35回『間違凧文武二道』のタイトルに「間違」が付いているように、蔦重・クリエーターたち・耕書堂の運命が変わっていくきっかけとなる“間違い”の火種が随所に散りばめられていて、不穏な空気があちこちに漂っていました。
【べらぼう】幸せを見つけた歌麿、定信の真意、おていの恐れた事態が現実に…?9月14日放送の解説・レビューそして、平賀源内(安田顕)が“お迎え”に来た……と思わせるような、田沼意次(渡辺謙)と鳥山石燕(片岡鶴太郎)の死。
幸せオーラできらめく“光”の部分と、これからの運命を示唆する “陰”の部分が交差した、今回の話を考察してみました。