豊臣兄弟!の『本物の平蜘蛛』の回において初登場した筒井順慶(つつい-じゅんけい)。彼は松永久秀と何度も戦った宿敵ともいえる武将であり、信貴山城の戦いでは最も活躍したといわれています。
また、ことわざ「洞ヶ峠を決め込む」の由来となった人物でもあります。
しかしながら、あまり知名度が高くなく、どのような人物か知らない方も多いのではないでしょうか。
今回は、順慶の生い立ちを振り返りながら、久秀との因縁やことわざの由来となった出来事を紹介します。
天文18年(1549)、順慶は筒井順昭の子として生まれます。筒井氏は大和国に勢力を持った大和四家の一角で、興福寺一乗院傘下の衆徒でした。
特に順慶の父である順昭の代で筒井氏の最盛期を築きますが、28歳の若さで病死。