歴史に埋もれた日本の「戦後タブー」

| 日刊大衆
歴史に埋もれた日本の「戦後タブー」

敗戦の記憶が人々の頭から薄れる中、初めて明らかになった事実をもとに、わが国の"裏歴史"を紐解く――。

歴史は勝者によって書かれる――。かの有名な歴史小説家・陳舜臣が残した言葉だが、まさに日本の戦後史は戦勝国・アメリカの手によって作られたといっても過言ではない。
そこで、終戦から70年という節目を迎えた今、日本人が知らぬ間に歴史に埋もれてしまった"戦後のタブー"を明らかにしていこう。

まずは、第2次世界大戦後、連合国軍が日本占領中に設置した統治機関GHQが、決して表に出さなかった暗部をえぐる。
近代史研究家の関野通夫氏は、こう解説する。
「第2次世界大戦に敗戦した1945年から日本に主権が戻るまでの7年間、GHQは"日本は侵略戦争を行った"という意識を巧妙に日本国民に植えつけました。それも直接ではなく、メディアや政府関係者を通じ、間接的に行ったんです」

いわば、自虐史観を植え付けるための"洗脳工作"がGHQによって行われてきたと言うのだ。
関野氏は、その証拠となるGHQの内部文書『WGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム=戦争犯罪宣伝計画)』の現物を昨年発見し、『日本人を狂わせた洗脳工作』(自由社刊)で公表した。

この指令書は、冒頭で〈日本が決して米国に報復戦争をすることのないように、戦争の贖罪意識を植え付け、民族の誇りと自尊心を奪い取る〉と明記しており、さまざまな手段で、日本人へ戦争の罪悪感を刷り込んできた。

その最たる例が、NHKが放送したラジオ番組『眞相はかうだ』だという。
元軍人と民主主義者の親友が対談する形の同番組は、満州事変から敗戦までの日本の軍国主義者の犯罪や国民への裏切り行為を暴露する内容だった。ラジオはNHKしかない時代、毎週日曜日の20時、今でいうゴールデンタイムに続編を含め2年もの間放送されたこの番組は、当時の国民から大きな反響があった。

「ただ、脚本を書いていたのはGHQ。戦勝国側の都合の悪い部分には一切触れておらず、一方的な言い分を垂れ流すものでした。戦争は1か国では起こりません。

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