自殺行為と化す「自撮り棒」が議論の対象に (1/2ページ)
source:https://pixta.jp/
スマートフォンを使った自撮りは、確かに楽しい。筆者もいろいろな場面で自分の写真を撮り、Facebookにアップロードしている。
例えば筆者の場合は、SONYの『Xperia Z Ultra』を愛用しているから、水中にいながらでもセルフィーを楽しめる。この夏はとても重宝した。
自身の生活に面白みを加えてくれる自撮りだが、最近ではこの行為自体がエクストリームスポーツと化しているようである。いや、それを通り越して完全な自殺行為になっていると言ってもいいかもしれない。
ともかく、自撮りは今各国で社会問題となっている。
■ 自撮りで死者が
まずは、下の動画をご覧いただきたい。
これはピザハットが制作した、自撮り棒の危険性を訴える動画『The Dangers of Selfie Sticks PSA – YouTube』である。
とても啓蒙コマーシャルとは思えない、かなりやり過ぎな動画のように思える。だが現実は、このコマーシャルよりもさらにエクストリームだ。
自撮りといえば、なぜかロシアやウクライナなどの東欧から衝撃的な話題が飛び込んでくることが多い。
建物のテッペンに登り、今にも転落しそうな場所で自分にカメラを向けるなど、常識では考えられないような光景がそこにある。
こんなことをして死者が出ないのか、と誰もが考えるだろう。調べてみると、やはり死者が続出しているらしい。ロシア内務省はそれを受けて、国民に対し自撮りの危険性を知らせる広告を打ち出した。
その中に「銃を持ちながらの自撮りを自粛しよう」という一文があるそうだ。要するに、そのような蛮行をしている連中がたくさんいるということだ。ひとりやふたりの話ではない。
■ 自撮りとモラル
自撮りという行為そのものは、デジタルカメラが普及する以前も行われていた。だがカメラ機能のついたスマートフォンとモノポッド(自撮り棒)が普及してから、人々はより簡単に自分自身を撮影できるようになった。
問題は、そのモノポッドという道具である。