東京五輪の余波? あの歌舞伎町ストリップ劇場が閉館危機に (3/4ページ)

東京ブレイキングニュース

しかし、現在の日本はエロやバイオレンスに関してかなり厳しくゾーニング・レイティングが施されており、(原則として) 見たくなければ見なくて済み、見たい人間だけが見られるようになっている。 また、様々な法律が整備されたお陰で、特に違法性が高いものや、暴力団と密接に繋がってしまうような物は、わいせつを持ち出さずとも取り締まれるようになっている。 であるならば、社会的弱者が自分の力で収入を得ることの妨げになるような "わいせつ認定" は必要ないのではなかろうか。

●何かが地下へ潜れば暴力団が潤うだけに

 我々が産まれた時から 「女性器や男性器にはモザイクが入れられるのが当たり前」 という世の中だったが、理屈で考えてみたら性器を隠す理由など何もない。 刑法・刑罰を考える際には、必ず法益について考慮せねばならない。 その刑法・刑罰がある事によって、誰が得をするのか、また誰が守れるのかといった具合だ。 では性器をわいせつ物として隠す事によって、どんな法益に叶うのだろうか。

 残念ながら、現在の "わいせつ" という代物は、特定の人間に利権を与えるためにしか働いていない。 AVの審査団体にしろ、その他の民間団体にしろ、社会風紀に関する団体には多くの警察OBが天下っている。 そういう連中を食わす理由付けとして最も効果的なのが "わいせつ" なのだ。 今や昔に比べたら気楽に性器を見られる時代になったが、それによって犯罪発生件数が増えたかと言えばそんな事実はない。「警察OBを食わさねばならない」 という点さえ無視できれば、性器を隠す必要などないのだ。

 言い換えれば 「公序良俗に反する」 と、警察・政治家・官僚OBらに尤もらしい稼ぎ口を与えるために次々と 「○○規制」 が増え、その度に弱い立場の国民が犠牲にされ、また文化を失い続けているのが日本という国である。 対外的な面で言えば、街にエロがあることよりも、このような中世で時間が止まったかのような国の在り方の方がよほど恥ずかしい。

 また行き過ぎた規制は治安の悪化に繋がる可能性も大きい。 例えばこれだけ無店舗型の風俗、いわゆるデリヘルが増えたのは、TSミュージックと同様に店舗経営が難しくなったからだ。

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