東京五輪の余波? あの歌舞伎町ストリップ劇場が閉館危機に (2/4ページ)
今や東京オリンピックに夢を見て、あちこちで様々な人間が暗躍しているが、その中には何を考えているのか 「街からエロを消し去らねばならない」 と思い込んでいる連中がいる。 TSミュージックに対しても、そのような思想の持ち主らが警察に 「東京オリンピックが行われるのに、あんな店が歌舞伎町にあっては日本の恥だ」 といった投書をしていた事が裁判で発覚した。 話は家賃滞納どうこうではなく、もっと別の思惑が潜んでいたのである。
今や男女関係なく日本人の貧困化が深刻な問題となっているが、他に手段がなくなった場合に、男性ならばイリーガルな方向を、そして女性の場合はAVや風俗といった裸仕事を選択肢として考えがちだ。 だが、外から見た場合は裸やセックスを売りにすれば誰でも安定して稼げるように思えるかもしれないが、実際は供給過多にあり、ある程度の容姿がなければ真っ当な仕事をした方が収入が上ということになり兼ねない。 今や風俗やAVで安定して稼ぎたいがために、自発的に借金をして整形をし、その借金を返すために一生懸命裸を売るという、本末転倒な女性が大勢いる。
ストリップにしても、よほどルックスに恵まれていなければ職にありつけないし、運良く踊り子になれても続々と若い女性が下から突き上げてくる訳で、そうそう長くは稼げない。 40代になっても劇場で踊っている姉さん達はいるけれども、それは一握りの選ばれた女性だけである。 このような厳しい生存競争が行われている状況で、貴重な劇場が1軒潰れるとなれば、路頭に迷う女性が続出してしまう。 これ以上生活保護受給者を増やしてどうするのだろうか。 それよりは裸商売でも何でも自立して安全に金を稼げるようにして、税収を増やす方がマシとは思えないだろうか。
そうは言っても、警察からすれば 「だって "わいせつ" なんだもの」 の一点張りだろう。 だがその "わいせつ" の基準自体が時代に合わなくなっているのである。 今やインターネットを使えば容易に男性器も女性器もタダで見放題なのだから、古臭すぎる 「性器を見せてはいけない」 というルールは誰も幸せにしない。 例えば電車の中吊り広告などにヌードや性器を載せるとか、子供も入れるようなお店に性器の写真が陳列されているなら大問題だ。