東京五輪の余波? あの歌舞伎町ストリップ劇場が閉館危機に (4/4ページ)
性風俗店やストリップの類は、今ある店舗から追い出されたら、風営法の兼ね合いで新規に店を開く事が実質上不可能になっている。 そのせいで風俗業界は一斉に派遣型にシフトし、地下に潜ってしまい、風俗嬢が犯罪に巻き込まれる危険度が段違いに跳ね上がった。 おまけに警察でも誰が何をやっているのかという実態を完全には把握できなくなってしまった。 何かが地下に潜れば暴力団が潤うだけというのが真理なのだから、警察は意味の解らない規制や弾圧を繰り返して、暴力団にシノギを与えているようなものだと言えよう。 現在の警察のやり方、性に関する刑法の存在は、まったくもって逆効果である。
●オトナだけに許された場所" は絶対に必要批判ばかりでは芸がないので、オリンピックを前にしてどのような街づくりをすべきか提案も書いておく。 これは警察のやろうとしている事とはまるで逆なのだが、歌舞伎町などは風俗特区・エロ特区としてしまうべきだ。 特区内は原則として子供の立ち入りを禁じ、一般企業なども置けないようにする。 その代わり、その特区の中では性器を露出するショーだろうと店舗型の風俗だろうと認めてしまう。 合法であると認められれば、参入する民間企業も現れるだろうし、一般人が増えて可視化が進めば暴力団も無茶は出来なくなる。 今は暴対法という厳しい法律があるのだから、それがなかった昔とは状況がまるで違うという点を忘れるべきではない。
このように世の中のグレーゾーンを特区内に限って許すことで、一箇所に集めて可視化すれば、想定されるリスクの多くを回避できる。 規制を強め過ぎて暴力団の縄張りが広がり、警察すら実態が把握できなくなるという失敗を何度も繰り返すのではなく、これくらいの方針転換があっても良いのではないだろうか。 OBに食わすという意味でも、特区には監視役が絶対に必要なのだから、仕事には困らないだろう。
また国の収益という面でも、東京オリンピックで日本を訪れた外国人が、エロもヨゴレも何もかも消え去ったキレイキレイな街ばかり見せられたらどう思うだろうか。 OTAKUや日本式のエロを期待して夜を楽しみにして来る客も大勢いるだろうに、画一化された世界のどこにでもありそうな清潔なだけの街に、お金を落としたいと考えるだろうか。 そうした "お客様" からお金をいただく意味でも、"オトナだけに許された場所" は絶対に必要なのだ。
このように、あらゆる角度から見て日本のわいせつや性に関する刑法は時代遅れであり、今や弱い者いじめにしかなっていない。 いったい誰が為のわいせつ規制、言うなれば "性の規制" なのだろうか。
※歌舞伎町・TSミュージックでは、存続を求める著名運動をしています。
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Written by 荒井禎雄
Photo by 歌舞伎町・TSミュージック公式