劇場アニメ『亜人』出演の声優・小松未可子さんにインタビュー (2/9ページ)
ナチュラルな演技が求められることもありましたし、通常のアニメーションでは絵があって、その上に声を入れることがほとんどなんですけど、今回は逆で、声を先に収録してからアニメーションを作るプレスコだったので、全体的にイレギュラーでしたね。
原作を読まれている方は、過去の描写から泉が戸崎という上司についている理由がわかると思うんですけど、映画ではそこにガッツリとは触れないので、逆に戸崎へのストイックな忠誠ということを求められました。
後、泉は一見クールでテキパキと秘書的な役割をこなせる部下なんですけど、けっこうドジなところもあるので、そのギャップをシリアスなテンションが持続する作品の中でどこまでやっていいのか難しかったです。やりすぎると作品の色としておかしくなってしまうので、どこまでドジさを存在させていいのかというのは相談しながら演じました。
――ここまでバイオレンス描写がある作品はご自身の出演作ではなかったとのことですが、そういったシーンは演じていていかがでしたか?
小松:刺されて一瞬で死ぬといったシーンは過去に演じたことはあったんですけど、あんなにがっちりとエグられて飛ばされてというのは初めてでした。
バトルシーンでは先輩方がそのまま映像で撮っても違和感がないくらい、本意気のお芝居をマイク前でされていてすごかったです。特に永井圭役の宮野真守さんはそういうシーンが多くて、顔を真っ赤にしながら演じられていることもありました。それを見て、私も......! と挑みました。
とはいえ泉も亜人なので、なるべく不気味さを残すように、死にそうなのかなどうなのかな......? というギリギリのラインを考えながら演じています。だいぶ喉はヒリヒリしましたね(笑)。