劇場アニメ『亜人』出演の声優・小松未可子さんにインタビュー (3/9ページ)

Kotaku

エグられたり、走り続けたりするシーンはやっぱりハードでした。アクションシーンだと、どこをどの程度殴られているのか? といったプランが監督の頭の中にしかないので、演じてみて「もうちょっと殴られ続けてください」とか「この扉はもっと重いので、重そうに開けて下さい」といった演出指導をしていただきました。想像力を働かせるのはけっこう難しかったですね。

「みぞおちからもっとグワッとくる感じで!」と言われたんですけど、みぞおちを殴られたことがないので、どんな感じだろう......と悩みましたね(笑)。


――本作に限らず、キャラクターに入り込む時に意識することはなんでしょうか? 現場以外の日常生活で何か訓練として行っていることはありますか?

小松:「このキャラクターはこうだから」と入り込んでいくというよりは、情報を断片的に入れた状態でお芝居します

キャラクター自身も、自分の過去の出来事を念頭に置きながら常に話しているわけではないと思うんです。なので、あまりキャラクターの背景が重く出すぎないように、とりあえず自分の中に情報として「こういう過去があったな」というのを落とし込みます。その時の心情になってみるというよりは、それを踏まえて、この人はどう動くのかな? というお芝居にすることが多いです。

どんなキャラクターでも「この人はこういう声だろうな」というイメージは皆さんそれぞれ何となくあるものなので、そこにズレがないようにということは意識しますね。逆にそれを裏切る、見た目に対してもっと低めにしてください、高めにしてくださいといった演出をいただいて調整することもけっこうあります。

道行く人を見ていると、そんなに大げさなリアクションってすることないじゃないですか(笑)。

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