これを見ておけば通ぶれる! というちょっとコアなおすすめ映画ランキングTop10 (6/8ページ)
それでもグイトは諦めず、彼女の婚約パーティでドーラを連れ去ってしまうのです。そうして二人は晴れて結ばれ、結婚しました。二人の間にかわいらしい息子も生まれ、幸せな時間が過ぎていきます。しかし幸せな時間は長くは続きませんでした。戦争が始まり、ドイツの同盟国であるイタリアのこの小さな町にもユダヤ人を排除しようとする動きがやってくるのです。
世界第二次大戦の時のユダヤ人迫害が時代背景にあり、主人公たちの境遇をみると何度見ても泣いてしまいます。自分たちだけではどうにもできない理不尽な環境のなかで精一杯生きる家族の姿はあまりにも悲しすぎます。この映画のタッチは基本喜劇のように描かれています。最初のころはイタリアのラブコメディーを見ているような感覚で見ていられます。しかし迫害の手が伸びてくると雰囲気が変わります。主人公は家族を心配させまいとずっとおどけたままなのです。そのおどけ続ける姿がなぜか物寂しく見えてきます。家族のためにうそをつき、最後の最後まで道化でい続けた彼の家族愛には涙が止まりません。
監督:ロベルト・ベニーニ
脚本: ヴィンチェンツォ・チェラーミ、ロベルト・ベニーニ
制作: エルダ・フェッリ、ジャンルイジ・ブラスキ
音楽:ニコラ・ピオヴァーニ
出演者:ロベルト・ベニーニ、ニコレッタ・ブラスキ、ホルスト・ブッフホルツ
■第3位 シャイニング
舞台はアメリカのコロラド州のとある山奥のホテルで、大雪によって閉鎖されています。客も従業員もいないこのホテルの管理人を任された小説家志望の青年、ジャックが主人公です。彼は小説の執筆には静かにできるところがいいだろうとこの仕事を選び、妻と息子をつれてこの冬場はホテルにこもることにしました。しかしこのホテルは昔同じように管理の仕事うけた男が発狂し、自分の家族を殺し自殺したといういわくつきだったのです。ホテルのなかに閉じこもって家族だけで生活していくなかで、様々なおかしなことが起こり主人公はだんだん狂っていきます。
一度はこのインパクトの大きいDVDのジャケット写真を見たことがあるでしょう。ですが意外とこの映画の内容について知らない人も多いです。