ボイルドエッグズ新人賞受賞! 大注目の現役大学生作家・小嶋陽太郎さん「小説家になるしかなかった」 (1/5ページ)

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「小嶋陽太郎」という作家を知っていますか? 『鴨川ホルモー』で有名な万城目学などの有力作家を輩出している「ボイルドエッグズ新人賞」を受賞し、三作目『おとめの流儀。』を2015年11月に発表した現在注目の現役大学生作家です。今回は、この小嶋陽太郎さんにお話を伺いました。

小嶋陽太郎さん最新作『おとめの流儀。』の作者紹介はこのようになっています。

小嶋陽太郎(こじま・ようたろう)
1991年長野県松本市生まれ。
信州大学人文学部在学中。
2014年『気障でけっこうです』(KADOKAWA)で
第16回ボイルドエッグズ新人賞を受賞しデビュー。
第二作は15年『火星の話』(KADOKAWA)、本作が三作目となる。
端正な筆致と軽やかな感性で注目を集める現役大学生作家。

『おとめの流儀。』は、なぎなた部に入った中学生少女・さと子を主人公に彼女の一生懸命な姿を活写した作品です。近年まれに見る真っすぐな青春小説で、多くの識者から高く評価されています。

――小説家になろうといつごろから考えていましたか? またそのきっかけは?

小嶋さん 大学に入学してからバンドをやっていて、それはそれで楽しかったのですが、ひとりでできる活動を何かやってみようかなと思う時期がありました。二十歳くらいのときです。「日本語を知ってさえいれば書ける」という点でハードルが低いなと思い、小説を書き始めました。もともと言葉が好きというのもありましたし。

書き始めてすぐに就活シーズンになりました。でも、あまりにも「自分がどこかの企業に就職する」ということがイメージできなくて。

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