ボイルドエッグズ新人賞受賞! 大注目の現役大学生作家・小嶋陽太郎さん「小説家になるしかなかった」 (5/5ページ)

学生の窓口

だから就活なんかしてもしかたない」(当時そういう言葉をちょくちょく聞いたので)、とか、そういう意味ありそうで無意味な言葉で、就活から逃げた自分を正当化したりはしないように僕はしていました。

就職するかしないかは世の中の問題じゃなくて(もちろんそういう要素もあると思いますが)自分の問題だと思うので。僕は基本的に自信がないですが、「安定してお金をもらわないと生きていけないので就活したほうがいいとは思ったけど、どうしても耐えられないから別の道を探そう」と思っている自分の正直さには当時自信を持っていました。

どんな自信だよという感じですが。ともかく、言葉に責任を持ちたいので、自分で説明できないようなことは極力話さないようにしたいと思っています。気づくと無責任な言葉を話してしまうダメな部分が自分にもあるのを知っているからこそ、なんですが。

――ありがとうございました。

「自分の言葉で考えて決断をするのが大事」という小嶋さんの思いは、作中のキャラクターにも宿っているのではないでしょうか。小嶋さんの作品に爽やかな読後感があるのは、そのせいかもしれませんね。まだ小嶋さんの作品を読んだことのない人は、ぜひ手に取ってみてください。

(高橋モータース@dcp)

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