スイーツを企業と共同開発! お茶の水女子大の食研究サークル「Ochas」って? (1/5ページ)

学生の窓口

お茶の水女子大学に「Ochas」というサークルがあるのをご存じでしょうか。このサークルは「食と健康を考える活動」を行っており、企業とお弁当やスイーツなどの共同開発もしているそうです。今回は、Ochasの活動内容などについて、代表の佐野七海さん(生活科学部食物栄養学科新3年)にお話を伺いました。

■複数のチームに分かれ、幅広い活動をしている

――いつから活動しているサークルですか?

佐野さん 2006年に当時3年生だった食物栄養学科1期生が「授業で学習したことを実践に移す場が欲しい!」と考え、このサークルを立ち上げました。大学で得た栄養学的知識や自分の得意分野を生かし「食の四次機能」を社会に発信。また、食と栄養に関する知識を普及させ、多くの人の健康増進に寄与することを目的として活動しています。

――食の四次機能とは?

佐野さん 食の三機能のうち、一次機能は栄養学的機能、二次機能はおいしさの機能、三次機能は生体調節機能だといわれています。そして食の四次機能はOchasが新たな概念として創り出したもので、「食べる幸せ」と言葉を分かりやすくして説明しています。これは一次機能から三次機能の成分的な視点では説明できない心理的効果の機能を考えたものです。食事や食事をする環境、その他の要因から感じられる喜びや楽しみ、癒やし、安心感など食を通じて得られるプラスの感情を指します。

――活動内容を詳しく教えてください。

佐野さん Ochasは現在7つのチームに分かれて活動しています。チーム共通の活動は「徽音祭」でのOchasカフェの出店とテント販売、夏に行われる文京区主催のハッピーベジタブルフェスタへの参加などで、定期的に全体会を開き、各チームの活動の共有や親睦を図っています。

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