AI(人工知能)をめぐり82歳が考える(3) プログラミング義務教育化に望むこと (8/8ページ)
上でも延々と述べてきたように、AIの発展により、現時点では想像するのも困難な程の画期的なイノベーションがもたらされるであろう一方、それに伴い、一歩誤れば人類を破滅させかねないような大きなリスクをも包含している現在の事態を的確に理解し得る能力の基礎を教え、理解させることこそ「プログラミング義務教育化の肝」と言えよう。
最後に、佐賀県武雄市教育委員会の見解を記して、3回の連載を通じ82歳の筆者が考えたAIをめぐるコラムを閉じることにしよう。
「単なるプログラマーの養成という視点ではなく、ITに対してアレルギーのない児童の育成が出来るのではないかと期待している。ものづくりを通して、筋道を立てて考える力や先を見通す力、試行錯誤しながら目標を達成する力を身につけてほしい」。ここで蛇足だが、思うに、AIをめぐるトピックスは今後も形を変えて現れる筈で、途絶えることはあるまい。従って、このテーマに関心を有する者として適宜それをフォローしながら、都度見解を述べる余地は残して置きたい、と今は考えて居る。(完)
筆者:ぶらいおん(詩人、フリーライター)東京で生まれ育ち、青壮年を通じて暮らし、前期高齢者になって、父方ルーツ、万葉集ゆかりの当地へ居を移し、今は地域社会で細(ささ)やかに活動しながら、西方浄土に日々臨む後期高齢者、現在100歳を超える母を介護中。https://twitter.com/buraijoh