今でも変わらぬ人気! おもしろさが色あせない名作映画10選 (6/7ページ)

学生の窓口

主演ふたりが息詰まる心理戦を演じ、アカデミーの主演男優賞と女優賞をそれぞれ獲得しました。作品、監督、脚本とアカデミー主要5部門を独占した作品です。

若い女性が殺され皮膚が剥がされるという猟奇的殺人事件が発生し、FBIが事件の解決に乗り出します。FBIが白羽の矢を立てたのは、クラリスとレクター博士。レクター博士は捜査協力の見返りに、クラリスが過去を明かすことを要求します。知的ではあるけれどどこか壊れたレクター博士が、時折見せる狂気がとにかく恐ろしい作品です。レクター博士の狂気に抵抗するクラリスとの攻防も見ものです。刑務所に収監される身でありながら、的確に犯人像をプロファイルしていくレクター博士が、異様な存在感を放っています。

監督:ジョナサン・デミ
脚本:テッド・タリー
撮影:タク・フジモト
音楽:ハワード・ショア
キャスト:ジョディ・フォスター、アンソニー・ホプキンス、スコット・グレン

■決して諦めなかった「ショーシャンクの空に」で不屈の精神を知る

冤罪で終身刑となり刑務所に閉じ込められた元エリート銀行員を主人公に、希望を持ち続ける不屈の精神を描いたヒューマンドラマです。監視され、行動を制約される不自由な環境にあっても環境に染まらない主人公アンディ。アンディの自由な精神が、環境に染まって希望を失っていた囚人たちにも作用し、周囲を好転させていく姿をも描いていて感動的です。閉塞感を抱いて当然の絶望的な状況から、どうすれば明るい希望を見つけられるのか、ヒントに満ちています。

アンディが冤罪で収監されたショーシャンク刑務所は、不正や腐敗、そして暴力がはびこる場所でした。刑務所には場違いなアンディは暴力の標的にされ、たび重なる理不尽に襲われます。理不尽さを乗り越えながら、周囲にも理不尽を乗り越える知識や力を与えていき、望まない場所で新しい生き方を切り拓いていくアンディ。不遇な状況からの逃走というアンディの生き様が、この作品のなによりの魅力となっています。実はこの作品、当初の興行成績はふるわずアカデミー賞も受賞していません。ですが批評家や愛好家からの評価は高く、国内では洋画ベストワンに推されたこともあるロングセラー作品です。

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