芸術的な作品が多数! おすすめのフランス映画10選 (6/7ページ)
ハンディのある家族を助けて健気に家業を手伝ってきたポーラは、家族の愛情にたっぷりと包まれて育った少女。そのまま実家にとどまり家業の農家やチーズ作りを手伝うことを期待されていましたが、彼女には秘められた才能がありました。音楽教師に歌の才能を見出されたポーラは、パリの音楽院への進学をすすめられます。
家族か、夢か。重いテーマを、ユーモアいっぱいに軽やかに描き、爽快な感動が味わえます。オーディション番組で才能を見出され、歌手としてデビューしたばかりのルアンヌ・エメラがヒロインを演じます。
監督:エリック・ラルティゴ
脚本:エリック・ラルティゴ、ヴィクトリア・ベドス
制作:ロマン・バンダン
音楽:オリヴィエ・ラド
出演者:ルアンヌ・エメラ、カリン・ヴィアール、フランソワ・ダミアン、エリック・エルモスニーノ
■マイノリティを名乗ることで人生が逆転する男性を描いた「メルシィ!人生」
リストラの危機に晒された真面目なバツイチ中年男性が、ゲイを詐称することでリストラを回避しようと企んだことがすべての始まりでした。マイノリティは差別できないという、ポリティカル・コレクトネスを逆手に取ることで巻き起こる、珍騒動を描いたコメディ作品です。 避妊具を扱う会社で経理担当者として働くフランソワ・ピニョン氏は、真面目が取り柄の冴えない中年男性。妻とは離婚し、たまに会うティーンエイジャーの息子からも軽く扱われる日々。会社からリストラを宣告され、絶望のあまり死のうとしたピニョン氏に、隣人のベロン氏が入れ知恵をします。「マイノリティ差別が許されない企業は、ゲイとカミングアウトした人物をクビにはできない」と。ゲイを詐称することでリストラを回避したものの、今度は自社の広告塔に使われそうになったり差別主義者の暴力に晒されたりと、新たな面倒ごとに巻き込まれていくピニョン氏。
エスプリの効いたユーモアが随所にあふれ、人材を使い捨てにする冷酷な企業社会や差別への風刺もたっぷり効いた、快作です。