芸術的な作品が多数! おすすめのフランス映画10選 (1/7ページ)

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フランス映画は、ハリウッドの大作映画とはひと味違った視点から世界や人物を描きます。小粋でおしゃれ、時にはエスプリやユーモアをたっぷり効かせたフランス映画の奥深い世界。今回はそんなフランス映画のぜひ見てほしいおすすめの10作品でご紹介します。

■内気でキュートな彼女に全世界が恋をした「アメリ」

モンマルトルのカフェで働く夢見がちで内気な少女アメリを主人公に、彼女の不器用な恋の行方をファンタジックかつユーモラスに描いた作品です。周囲の人を今よりちょっとだけ幸せにすることが生き甲斐のアメリ。彼女がもっとも苦手とするのは現実と向き合うこと。そんな彼女が恋に落ち、不器用ながらも現実と向き合おうとする姿が、とにかく可憐でキュートです。主演のオドレイ・トトゥは、本作で一躍世界のヒロインに踊り出ました。 ジャン=ピエール・ジュネ監督は、“人が幸せになる映画"をめざしてこの作品を作りました。人を幸せにすることには熱心でも、自身が幸せになるには勇気が足りないヒロインの恋の行方。欲しいものを欲しいと素直に言えない人の共感を呼ぶこと必至です。

現実のパリよりもパリらしく見えるよう、徹底的に作りこまれた映像からは、この映画の中でしか味わえないパリが味わえます。この映画をきっかけに、クレーム・ブリュレも大人気となりました。アメリの仕掛けるちょっとしたイタズラは、観客への幸せのおすそ分けです。

監督:ジャン=ピエール・ジュネ
脚本:ジャン=ピエール・ジュネ、ギョーム・ローラン
制作:ブリュノ・デルボネル
音楽:ヤン・ティルセン
出演者:オドレイ・トトゥ、マチュー・カソヴィッツ、ドミニク・ピノン

■1950年代のガーリーファッションに目が釘付けになる「タイピスト!」

ヒロインが着こなす華やかなファッションに、まずは目が奪われる「タイピスト!」。

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