祝「株式会社SUBARU」社名変更!スバルの珠玉の名車15種 (2/5ページ)
■自動車をみんなのものに「360」photo by Mytho88(CC BY-SA 3.0)
P-1は自動車としては成功作でしたが、当時の富士重工の台所事情を考えると量産は不可能でした。そこで当時の通産省が提唱した「国民車構想」に着目。設備投資の関係上、富士重工は軽自動車メーカーとして自動車分野進出への足がかりを作ろうと試みます。
こうして完成したクルマが360です。ボディを薄く、軽くするために丸い車体にしたのは、飛行機造りのノウハウがあったからこそのもの。FRPや目新しかったトーションバースプリングも積極的に採用され、廉価で販売されたことから大ヒット車種となりました。
■現代の軽自動車の基礎を作った「レックス」360で軽自動車を広めたスバルは、その後後継車であるR-2を発売。発売当初は販売も順調でしたが、ライバルの攻勢もあり、次第に商品力が弱まっていきます。
こうした中企画されたのが、レックスです。初代はR-2と同じくRR方式を採用していましたが、2代目からはFFへとレイアウトを変更。現代に続く軽自動車の駆動レイアウトを確立しました。
また現代に続くメカニズムとしては、軽自動車初採用となったCVT(富士重工はECVTと呼称)なども挙げられます。
■質感をさらに高めた軽「ヴィヴィオ」photo by Mytho88(CC BY-SA 3.0)レックスの後継車として企画されたクルマがヴィヴィオです。車名の由来は排気量から来ているといわれています(660をローマ数字に直すと「ⅥⅥ0」となることから)。
これまでの軽自動車と違い、内装や塗装の質感が非常に高いことが特徴でした。また、モータースポーツにも積極的に参戦。ラリーの世界選手権WRCのイベントのひとつであるサファリラリーにも出場するなど、小さいながらもタフな性能が売りでした。
バンからスポーツタイプ、タルガトップタイプまで幅広いバリエーションを揃えていたのもこのクルマの特色です。