現代妊婦が抱える「隠れ栄養不足」とは? (3/7ページ)
●ビタミンC不足
現状の平均摂取量をみると壊血病の予防に必要な量は摂取されていますが、女性の約15%は、壊血病予防の50mgに達していない可能性があります(平成26年国民健康・栄養調査)。壊血病を発症すると、疲労倦怠、いらいら、顔色が悪い、皮下や歯茎からの出血、貧血、筋肉減少、心臓障害、呼吸困難などの症状が現れます。
●食物繊維不足食物繊維は栄養素ではありませんが、生活習慣病の予防から、1日に摂ることが勧められる量が公表されています。表における「推定平均必要量」は、生活習慣病予防の観点から算出された数値です。 そんな食物繊維は摂取量が1日12g未満だと、心筋梗塞による死亡率が上昇することが分かっています。
■あなたは大丈夫? 隠れ栄養不足女子度をチェック!高血圧や動脈硬化、骨粗しょう症など、栄養不足がつづくと怖い病気を発症する恐れがあることがお分かりいただけたかと思います。そこで今度は、実際にあなたが「隠れ栄養不足」かどうかをチェックしてみましょう。
<「隠れ栄養不足」女子の食生活の特徴> □朝、昼、夕と、食事を3回食べない □菓子類などを食事代わりにして食べる □食事量の制限(無理なダイエット)をしている □「糖質制限(低炭水化物)ダイエット」のように、何かの栄養素を制限する食事をしている □野菜を350g以上食べていない ※3回の食事で、毎回、野菜を食べない ※生野菜サラダだけ食べ、加熱した野菜(おひたしなど)をあまり食べない □外食やコンビニ食が多い
いかがでしたか? 当てはまった数が多い人は要注意! 「隠れ栄養不足」かもしれません!
■妊婦さんにも「隠れ栄養不足」が増加中!?―若い女性の多くが「隠れ栄養不足」の可能性があることがわかりましたが、彼女たちは妊娠・出産の適齢期でもあります。そこで「隠れ栄養不足」のまま、現在妊娠している女性も中にはいるのでしょうか? また、そうした妊婦さんたちの赤ちゃんは大丈夫なのでしょうか?
佐藤さん: お伝えしてきたとおり、現代の20~30代の女性は、妊娠していない状況でも深刻な「隠れ栄養不足」状態です。