恐怖の暗黒時代を築き上げた、知られざる恐るべき10のヴァイキングたち (1/7ページ)
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793年6月、アングロサクソン系の僧侶が嘆きながらこう記した。「野蛮人が押し寄せ、リンディスファーンの神の教会で破壊と殺戮の限りを尽くした」と。
ヴァイキングの襲来だ。スカンジナビア半島からの襲撃者の多くについてはよく知られているとはいえ、当時のもっとも恐るべき人物たちについては忘れられたままだ。
ここではそんな恐るべき史実に残るヴァイキングたちを見ていこう。
・10. ハスティン(Hastein)
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ヴァイキングの首領ハスティンはイングランドとフランスで血みどろの略奪を行った人物だ。もっとも有名なのは859年の地中海遠征である。アルジェリアを襲ったあと、冬の訪れを待つある島を発見。その島は冬でも暖かいままだった。
ハスティンはローマの近くまで来ていることに驚く。教会の中心地は願ってもみない獲物であり、その略奪を決めた。イタリア西海岸に沿って航海すると、それまで見たこともない大きな街を目撃。それはローマに違いなかった。
力押しの無謀を理解していたハスティンは着岸すると、部下に命じて、住民に彼が余命いくばくもなく、キリスト教式の葬儀を求めている旨を説明させた。住民は胸を打たれ、ハスティンを門の中に運び込むことを許可する。無論、これは嘘であり、棺桶から飛び出した彼は街に襲いかかった。
戦利品とともに帰途についた彼らだが、ローマと思っていた場所はルナという街であったことに気づいたのはずいぶん経ってからだ。