宇宙的恐怖(コズミック・ホラー)を描くSF的小説家、「H・P・ラヴクラフト」の作品に影響を与えた7つの執着や強迫概念 (2/8ページ)

カラパイア

若干9歳のときに自分で『Scientific Gazette』を発行し、のちに地元で『Rhode Island Journal of Astronomy』を自費出版して、そこに天文学の記事を投稿し始めた。13歳のときに初めて望遠鏡を買ってもらったラヴクラフトは、思う存分天体観察を堪能した。

 広大な宇宙への限りない興味が、ラヴクラフトが創作した奇妙なホラーブランドの背景をつくりあげたといってもいい。星そのもののような理解を越えた存在が棲む、宇宙空間という概念は、異質で人間の懸念などまるで意に介しない。

 こうした宇宙への傾倒は、彼の作品を通して見られ、とくに空から落ちてきた不可解な隕石が、落下地点の農場やその住人を劇的に変えてしまう『異次元の色彩』は、彼のSF傑作のひとつと考えられている。『超時間の影』は、2匹の地球外生物が地球を探索してまわる話だ。

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