宇宙的恐怖(コズミック・ホラー)を描くSF的小説家、「H・P・ラヴクラフト」の作品に影響を与えた7つの執着や強迫概念 (5/8ページ)
実際、ラヴクラフトの紳士然とした博識なキャラクターは、フィリップス家の屋敷での上流階級生活への彼の憧れをよく表している。・4. 海産物に対する恐怖
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ラヴクラフトは、科学や歴史を愛したが、嫌いなものがそれはたくさんあった。そのうちのひとつは海産物だ。母親やおばたちと暮らしていた頃は甘やかされていて、好きなときに眠り、好きなものばかり食べていた。だから、大人になってからも、甘いものばかり食べ、大人が食べるようなものを拒否したりと、5歳のときの好みをそのままひきずってしまった。
特にシーフードを嫌悪して、まるで受けつけなかった。あるとき、友人がラヴクラフトをハマグリ料理を食べに連れ出そうとすると、断固拒絶した。「きみがあんなおぞましいものを食べている間、ぼくは通りの反対側のサンドイッチを食べるよ。それでは失礼」と。
ラヴクラフトがクラブケーキ(カニハンバーグ)、サバ、イカなどの海産物を極端に毛嫌いした理由がなんであれ、『インスマスを覆う影』の魚人や、タコの頭をもつ有名な神クトゥルフなど、彼の産み出した多くの恐ろしい生き物の豊富なヒントになったことは確かなようだ。・5. 宗教とオカルト
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『クトゥルフの呼び声』のクトゥルフ崇拝者から、『レッドフック街怪事件』の悪魔フェチ、怖ろしいネクロノミコンの作者まで、ラヴクラフト作品にはありとあらゆる種類のオカルトが出てくる。
ラヴクラフトファンの間では、彼自身がオカルティストだったのではないかという声もあるが、それは違う。子どものころ、異端傾向があると告白してはいるが、彼自身は純然たる無神論者で、自分のことを物質主義者だと言っている。