小池百合子都知事が対峙する「7人の天敵」 (2/4ページ)
「いったんは小池都知事が“一本勝ち”したとはいえ、石原氏からのヒアリングはまだ調整できていない。石原氏の抵抗が続いているのです」(前出の都庁関係者) 加えて、戦線が拡大する可能性も指摘されている。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が、こう言う。
「石原元知事の側近が、豊洲の土壌汚染対策として“盛り土の他に手はないのか”と、あれこれ動き回っていた節がある。よって、小池都知事が石原氏の側近らへ、どこまで斬り込んでいくのかが注目されます」 勝負はまだこれからだが、元を辿れば、石原氏と小池氏には深い因縁がある。
「政治活動に熱心だった小池氏の父・勇二郎さんは、1968年に石原さんが国政選挙に立候補した際、関西の選対本部長として支えたのです」(選対幹部) つまり、石原氏にとって小池都知事は“恩人の娘”。「石原さんは、都知事選の際に“厚化粧発言”で小池氏を揶揄しました。しかし、それは当時、息子の石原伸晃衆院議員が自民党東京都連会長を務めており、小池氏と対立していたから。今回も、最終的にはヒアリングに協力するとみられており、それが分かっているから、小池氏も焦らず、泰然としていられるのですよ」(都庁番記者) 優雅な血祭りの“カウントダウン”といったところか。
続いては、丸川珠代五輪担当相もピンチ。先の都知事選の際、自公両党推薦の増田寛也候補の応援演説で、「都議会と一戦しようという人が都知事になれば、1、2年をムダにしてしまう」と、小池氏をコキ下ろしていたが、結果はご存じの通り。都知事となった小池氏は、丸川氏に“ガン無視”という最大の屈辱を与える戦術に出た。
「丸川氏が幾度も面会を求めるも、小池氏はそれを無視。続けて、あるパーティの会場で偶然出会った際、丸川氏が小池氏に握手を求めて手を差し伸べたときもスルーし、エレベーターに乗り込んだ。都知事と会話もままならず、丸川氏の五輪担当相としての今後が危ぶまれます」(前同)
東京五輪の本丸――森喜朗東京五輪組織委員会会長も“血祭り名簿”に載った一人。森氏と小池氏との確執は根深い。