なんでそうなった?割とマジで見た目がヤバイ、だけどすごく面白い10のキノコ・菌類 (3/7ページ)
■ 7. ヒトヨタケ(学名:Coprinopsis atramentaria)

その最初は退屈な見た目のキノコだ。だがすぐに平らで、薄茶色の傘は黒くなり始める。次第に溶けているかのように、地面に滴り落ちる。インクが滴り落ちる様子から英名をインクキャップ(インクの傘)という。
“酔っ払いの毒”という別名があるヒトヨタケには、もう一つ不気味な側面がある。かすかに香りがして、あまり食欲をそそらない外見にもかからわず美味とされるが、これをアルコールと一緒に口にすると大変なことになる。アルコールに混ざると危険なコプリンという化学物質を含有しているからだ。飲んでから数日経って食べても中毒症状を呈する。
追記:尚、ヒトヨタケは従来、ヒトヨタケ科に属するとされてCoprinus atramentarius (Bull.:Fr.) Fr.という学名が与えられていたが、分子系統解析によるヒトヨタケ科の再編に伴いナヨタケ科に移行され、種小名も変更されたそうだ。
■ 6.オクトパス・スティンクホーン(学名:Clathrus archeri)

“悪魔の指”とも呼ばれる。スッポンタケ科の仲間と同じく、地中や表面にはキノコのようなものがあり、そこから孵化するように成長する。日本ではタコスッポンタケと呼ばれることもあるが、正式な和名ではないという説もある。