なんでそうなった?割とマジで見た目がヤバイ、だけどすごく面白い10のキノコ・菌類 (6/7ページ)
電灯の光に群がる虫のように、キノコにおびき寄せられた昆虫は胞子の拡散を手助けする。
キノコが光るという現象は数千年も前から知られていた。腐った木に灯る不気味な緑色の光(実はこれを分解する菌類によって作られている)は、狐火と呼ばれてきた。光はルシフェラーゼという酵素が原因だ。キノコが光る仕組みが判明した今、遺伝子工学で闇夜に光る木を作ることも可能ではないかと推測されている。
■ 2. シャグマアミガサタケ(学名:Gyromitra esculenta)
昆虫の脳をターゲットとするノムシタケ属のキノコがある一方で、脳そのものの姿をしたキノコもいる。シャグマアミガサタケだ。
アミガサタケは高級食材として珍重される。そのいずれもが蜂の巣のような外見である。しかし、菌学の世界は、姿は似ているもののお勧めできないキノコであふれている。そのためアミガサタケの仲間の多くには、”ニセアミガサタケ”の名称がつけられている。不用意に食べてしまう人がいるということだ。
シャグマアミガサタケはグロテスクな外見で、未調理の状態では毒性もある。だが、スカンジナビア半島では食用とされている。ただし、調理し、毒抜きをした状態で食べたとしても、死に至ることもある。繰り返し口にするうちに体内に毒が蓄積するからだ。
■ 1. アカイカタケ(学名:Aseroe rubra)
こちらもスッポンタケの仲間だ。オーストラリア原産のものとして初めて記載された菌類である。