なんでそうなった?割とマジで見た目がヤバイ、だけどすごく面白い10のキノコ・菌類 (1/7ページ)
菌類はある意味アウトローであり動物や植物という分類からはみ出してしまっている感がある。遺伝子的には植物よりも動物にずっと近いのだが、長い間植物と考えられてきた。細胞の構造や生態もまたユニークで、完全に独自の界に属している。
彼らは進化によって奇妙な姿へと変貌を遂げた。ここで紹介するのは、その中でも奇妙な10種の菌類だ。キノコのおいしい季節だが、これらの菌類を食べようという勇気はあまり湧いてこないかもしれない。
■ 10. 死人の指(学名:Xylaria polymorpha)

年の大半を地中で過ごす菌類は多い。それを見ることができるのは、胞子を作る部分を地上に突き出したときだけだ。菌類が子孫を撒き散らすための手段がキノコである。だが、どの菌類でもキノコを作るわけではない。
節くれだった黒い構造をにょっきりと突き出すマメザヤタケには英名で”死人の指”という別名がある。言い得て妙だろう。まるで地中から這い上がろうともがきながら命を落とした死者の指のようだからだ。黒い表面は胞子を作る部分で、地中にある腐った植物の上に生えている。
■ 9. 悪魔の歯(学名:Hydnellum peckii)

学名のヒドネルム・ペッキー(Hydnellum peckii)よりは、“血を流す歯”、”苺クリーム”、”赤い分泌液の歯”、”悪魔の歯”と呼ばれることがほとんどだ。