~ビジネスシーンの「冬のかぜ」対策に関する調査~ ビジネスパーソン75%が、2016年も「のどのかぜ」を警戒 (6/9ページ)

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一方で、こうした成分が含まれない漢方由来の薬もかぜには有効です。そこで今回は、ビジネスパーソンにおすすめできる漢方薬について、中医師の路京華(ろ きょうか)先生にお話をうかがいました。

◆室内が暖かいと冬でも菌やウイルスが生息しやすく、「のどの痛み」をともなうかぜの原因に!

まず、漢方の考え方ではかぜには2種類あります。1つは「風寒感冒(ふうかんかんぼう)」と呼ばれるもの。これは、気温の下降により皮膚の毛穴がとじ、体温調節がうまくできず、体の熱が外に出せないことで発症します。寒気が出て体がガタガタと震え、節々の痛みや首筋のこわばりなどの症状が出てくることが特徴です。皮膚の毛穴から、筋肉や内臓へと「外側から内側へ」進行していくかぜといえるでしょう。もう1つは、「風熱感冒(ふうねつかんぼう)」と呼ばれるもの。これは、菌やウイルスが鼻、のどの粘膜から入ることで発症します。炎症反応が出やすく、のどが腫れ、発熱が強く起こり、鼻やのどから気管支へと「上部から下部へ」進行していくのが特徴です。

今回の調査で「つらい症状」の1位にあげられた「のどの痛み」は後者の「風熱感冒」の症状に当てはまるといえるでしょう。「風熱感冒」は進行が早いため、特に「ひきはじめ」の状態での対応が重要なのです。最近では冬でもエアコンによって室内が暖かく保たれていることが多く、菌やウイルスが生息しやすい環境にあります。また、外気や室内の乾燥によって、呼吸器の粘膜も乾燥状態となり、体の免疫力も低下傾向にあります。さらに冬は、夏に比べて過度に厚着をし、温かい食べ物を摂取することも多く、体内のエネルギーバランスが崩れやすくなっています。これらの要因が冬でも「風熱感冒」を引き起こし、だからこそ、冬に「のどの痛み」を発症する人が増えているのです。

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