人類と酒の歴史。世界10の古代酒 (6/10ページ)

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5. ザグロス山脈エール

出典: karapaia

 1992年、イラン、ザグロス山脈にあるシュメール人の交易所ゴディン・テペの発掘で、紀元前3500年のビールが発見された。

 シュウ酸カルシウムが存在していたことから、大麦のビールが醸造されていたことがわかる。近くに大麦が入った容器も見つかっている。大量の保存壺からは、ゴディン・テペがかつて交易で栄えた町で、のちにシルクロードになったルートの前哨基地だったことがうかがえる。

 シュメール人は、交易と灌漑農業で財力を蓄え、複合文字社会を発達させた最初の人たちだった。ビールは彼らのお気に入りの飲み物だった。シュメール人のアートには、ビールが入った大きな鉢のまわりに集まって、長いストローで飲んでいる場面が描かれていることが多い。シュメールの遺跡では、ビールを表わす絵文字がよく見られる。

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