胃腸炎が全国で大流行中...感染後の気になる出社目安・食事方法とは? (5/8ページ)

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サルモネラ菌
小さなお子さんでは意識障害、痙攣および菌血症(菌がいないはずの血液中に細菌が確認される状態)、高齢者では急性脱水症、菌血症を起こし重症化のみならず回復も遅延する傾向があります。

カンピロバクター
自然軽快・治癒する場合が多いですが、稀に急速に発症し左右対称の四肢筋力低下と腱反射の消失を特徴とするギランバレー症候群を生じることが知られています。

稀に敗血症(感染によって全身性炎症が起こり、それによって制御困難で生命を脅かすような臓器障害を生じた状態)などを呈して重篤化するケースがあります。

黄色ブドウ球菌
増殖に際してエンテロトキシンと呼称される毒素を産生し、これによって主に消化器症状を呈するのですが稀に発熱やショック症状(血圧の異常低下)を伴い重症化します。

一般的には比較的早く回復します。

腸炎ビブリオ
今のところ重症化した場合は知られていないため、懸念される疾患もありません。

腸管出血性大腸菌
増殖に際してベロ毒素と呼称される毒素を産生するため、稀に溶血性尿毒症症候群(HUS)や脳症や腸重積などの重症合併症を発症することが知られています。

この溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症し、急性腎不全などを生じた場合は死に至ることもあります。

クリプトスポリジウム
重度の糖尿病、ステロイド剤や免疫抑制剤の大量使用中、HIVを発症しているといった免疫不全状態の場合は、胆のうや胆管や呼吸器系への異所寄生や膵炎を発症するなど、重症化ししばしば致死的になります。

アメーバ赤痢
重篤化は今のところ知られていませんが、クリプトスポリジウムで説明したような著しい免疫不全状態や高度な栄養障害が存在する場合などにおいては、衰弱により死亡することもあります。
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