胃腸炎が全国で大流行中...感染後の気になる出社目安・食事方法とは? (6/8ページ)
感染性胃腸炎になった場合の登校・出社の目安

上記に挙げたよく知られた病原体による一般的な感染性胃腸炎であれば、特殊なケースを除いて5日間前後の治療により症状は改善することが多いです。
学校への登校
通学中のお子さんの場合は、腸管出血性大腸菌感染症(O-157等)を除き、感染性胃腸炎は学校保健安全法により指定される学校感染症(第一~第三種に区分される各々の感染症)に含まれていませんので、登校停止期間は定められていません。
なお、学校感染症-出席停止の基準は以下のようになっております。
・腸管出血性大腸菌感染症(O-157等)
症状により学校医その他の医師が感染の恐れがないと認めるまで。
・感染性胃腸炎(流行性嘔吐下痢症)
下痢・嘔吐症状が軽快し、全身状態が改善されれば登校可能。
通学中のお子さんで腸管出血性大腸菌感染症(O-157等)による感染性胃腸炎にかかった場合は、臨床症状+医師の診察等により感染の恐れが無いと認めるまでで、それ以外の感染性胃腸炎の場合は、本人の症状が改善に向かっていれば良いということになります。
会社への出社
成人の方の出社に関して言えば、感染性胃腸炎にかかった場合は法律による出社停止期間は一般的に定められていません。
医学的な目安
感染性胃腸炎の主な症状である腹痛、嘔吐、嘔気、下痢がひどく水分摂取もままならない状態が良くなってきたとしましょう。
ですが、嘔吐や下痢が散発している状態ではその病原体が含まれる糞便や吐瀉物、ノロウイルス感染症の場合は、それらが乾燥した塵埃(エアゾール)などからも他の人へ経口感染し得ると考えられますので、医学的な目安として嘔吐や下痢が消失し、その状態が48時間以上継続するならば、登校・出社してよいと考えられます。