《医師がこっそり教える!》驚きのインフルエンザ予防法BEST5 (2/10ページ)

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・インフルエンザの流行ピーク:1月から2月
・インフルエンザの流行期:12月から3月

つまり上記期間にインフルエンザワクチンの効果が発揮できるように、ワクチンを打つタイミングを考えられるとよいということになります。

インフルエンザワクチン有効持続期間
「厚生労働省」と「内科などの医学書」で提示されているインフルエンザワクチン有効持続期間は、それぞれ以下のように読み取れます。

■ 厚生労働省
・インフルエンザワクチン有効期間:2週〜5カ月
厚生労働省では上記期間において効果が「期待できる」とし、13歳以上の方は1回接種でも予防効果がある、としています。なお、その効果の程度については言及していません。

■ 内科などの医学書
・インフルエンザワクチン有効期間:4週~21週以内
インフルエンザワクチン1回注射での有効期間について、内科などの医学書のグラフをみると、免疫「有効」持続期間は、4週~21週以内となっています。

22週目からの予防効果は個人差が大きく、急激に予防効果が落ちる可能性もあります。
これを回避するためには上記の「1週~4週以内」もしくは「6週〜18週以内」のいずれかのスケジュールで、2回目接種を行うのが合理的ということになります。

もちろん注射の都度、合併症や副作用のリスクは伴いますので、十分理解した上で自らの意思で接種する必要があります。

なおインフルエンザは、インフルエンザウイルスが口や鼻から体の中に入り、細胞へ侵入し増殖することで感染しますが、元々インフルエンザワクチンにはこれを完全に抑える働きがない、ということを付け加えておきます。
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