《医師がこっそり教える!》驚きのインフルエンザ予防法BEST5 (4/10ページ)

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最後は「すすぐ」こと!
喉に風邪症状にみられる痛みや違和感がない場合、最後口をすすぐ際はどの溶液または飲料物を使用するときでも「 口をすすぐことはあっても、うがいはしないこと」がポイントです。

喉の粘膜にはもともと人間と共生関係状態にある種々の常在細菌が存在し、その細菌群は通常人に疾病を起こすことはなく、むしろ、風邪の原因ウイルスや病原菌などの侵入を防いでいます。

ところが、ヨウ素をはじめ高い殺菌効果のある物質が作用すると、常在細菌が減ってしまい、風邪の原因ウイルスが侵入してくれば感染が容易になってしまいます。

特にヨードうがい薬液については京都大学保健管理センター(現・健康科学センター)の川村孝教授の研究グループが行った調査において、高い殺菌効果と引き換えに喉の粘膜の細胞も傷つけその結果、かえってインフルエンザを含む風邪をひきやすくなってしまうらしいという結果が判明しています。

そのため、うがいでの予防は普通の水道水利用でよいでしょう。
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