悪名高い10種のコンピューターウイルス (3/8ページ)
■ 8. Melissa

EメールでMelissaが拡散され始めたのは1999年3月26日のこと。件名は「[送信者名]から重要なメッセージです」、本文は「こちらはご依頼の文書です……みんなに内緒だよ」だった。末尾には「list.doc」というファイルが添付してあり、これを開くとアウトルックに登録されている最初の50人に対して同様のメールが送信された。
数日で無数のコンピューターに感染し、場合によってはサーバーを停止に追い込むこともあった。マイクロソフトやインテルすら被害者になっており、マイクロソフトは拡散を防ぐためにメールサーバーをシャットダウンした。被害総額は440億円にまで達した。
捜査によりニュージャージー州に住むデビッド・L・スミスというネットワークプログラマーが浮上。ウイルスが登場してから1週間もしないうちに逮捕にいたった。彼の証言によると、フロリダのストリップダンサーにちなんでMelissaと名付けたという。動機は、「できるかどうか知りたかった」だそうだ。スミスには20か月の懲役が下された。
■ 7. LOVELETTER(別名 I LOVE YOU)

2000年3月4日、フィリピンで件名が「アイラブユー」というメールが出回った。内容は「どうかラブレターを読んでください」というもので、「LOVE-LETTER-FOR-YOU.TXT」といった類のファイルが添付されていた。受信した人はこらえきれず中身を確認してしまい、数百万人のPCがウイルスに感染した。