悪名高い10種のコンピューターウイルス (1/8ページ)

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悪名高い10種のコンピューターウイルス
悪名高い10種のコンピューターウイルス


 人間が感染するウイルスと同じようにコンピューターもタチの悪いウイルスに感染する。世界には10万種以上のコンピューターウイルスが存在すると推定されているが、中には100万種を超えるという説もある。

 幸いにもそのほとんどが現在出回っていないが、甚大な被害をもらしたウイルスもあった。ここでは非常に悪名高い10種のコンピューターウイルスを紹介しよう。


※金額はすべて1ドル/110円で換算している。


■ 10. Morris worm



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 有名なコンピューター科学者ロバート・モリスの息子ロバート・モリスJr.がコーネル大学の大学院生だったとき、実験的にワームというプログラムを書き上げた。99行のコードでなるプログラムには、自己複製と自己拡散機能があった。

 1988年11月2日、モリスはMITのコンピューターからワームをインターネットにアップロード。現在ほどネットが発達していない時代であったため、感染したのは接続されていた約6,000台のコンピューターのうち10パーセントで済んだ。

 ワームは膨大なタスクを実行し、それによって全米中のコンピューターにクラッシュを引き起こした。モリスは事態に気づくと、ハーバードの友人に連絡して、共に対策を検討。匿名のメッセージで修理方法を伝えることにした。しかしすでに手遅れで、ワームによる渋滞のためにメッセージを送信することはできなかった。

 国中のプログラマーが数日かけてデバッグ作業を実施。1台の修理に22,000~583万円かかったと見積もられている。警察の捜査ではあらゆる証拠がモリスを指し示しており、結局コンピューター詐欺および不正使用取締法違反で有罪判決を受けた。
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