悪名高い10種のコンピューターウイルス (8/8ページ)
後に件名が変更され、「11歳の殺人犯が21歳で釈放され……」「中国のミサイルがアメリカの飛行機を撃墜」「プーチン露大統領死去」といった派生版が登場した。
IBMによると、2008年2月までに感染したPCは膨大で、作成者に毎日2億2,000万円を稼がせているという。犯人については、ロシア人であると考えられているが、それ以上のことは分かっていない。
■ 1. Code Red
Code Redの初期バージョンは2001年7月12日に発見された。発見したeEyeの社員が、これを調査する間に清涼飲料水「マウンテンデュー コードレッド」を飲んでいたことからこの名がついた。
初期バージョンはそれほど拡散せず、大した被害は出なかったが、サーバーのいくつかで、「ようこそ、中国 http://www.worm.comへ! 中国人にハッキングされた!」と表示された。また20日には他のサーバーへの感染を停止したかと思うと、ホワイトハウスのサイトにDoS攻撃を仕掛け始めた。ホワイトハウスはIPアドレスを変更し、攻撃を逃れている。
しかし新バージョンはずっと悪質だった。当時、最速のウイルスで、2001年7月19日午後5時に発見されると、14時間で35万9,000台に感染。インターネットの通信速度を低下させたが、サーバー自体を破壊することはなかった。
被害額も最大級で、7月と8月の被害総額は2,600億円に上っている。中国の大学が発信源と考えられているが、未確認である。
via:10 Infamous Computer Viruses/ translated hiroching / edited by parumo