「石の上にも三年」は本当か 元マイクロソフト役員の回答 (1/4ページ)
今の職場環境や働き方に行きづまりを感じたとき、あなたには気軽に相談できる人がいるだろうか。
答えがノーなら、転職サイトや転職エージェントに飛びつくまえに、まずは身近なところでそうした相談相手をひとりでも多く作ることをおすすめしたい。なぜなら、親身になってくれる身近な人からの思わぬ一言で、あっさり悩みが解決することは少なくないからだ。
では、どうやって相談相手を作ればいいのか。
今回、参考にしたいのは、『新しい働き方 幸せと成果を両立する「モダンワークスタイル」のすすめ』(講談社刊)の著者、越川慎司氏のケース。
越川氏は、前職の日本マイクロソフト時代にそうした相談相手を社内外に複数もち、自身のキャリアを着実に積み重ねてきた。そこで今回は、彼がどのように相談相手を見つけてきたのか、またその相談相手からどのような学びを得てきたのかをうかがった。
■マイクロソフトの名物社長が身をもって教えてくれた「顧客への正しい謝り方」 ――インタビューの前半では、越川さんが独立なさった経緯を中心にお話をうかがいました。現在の越川さんは、普段どのようなスケジュール感で働いてらっしゃるのですか。越川:インタビューの前半で、欧米人のメリハリのきいた働き方と、その対極にある日本人の長時間労働についてお話させていただきました。
私自身、アグリゲーターとして、またベンチャー企業(※)の経営者として、ひとつのモデルケースになるような働き方ができたらと考えています。
とかくベンチャー企業は、潤沢なリソースを抱える大企業に勝つために、寝る間を惜しんで働くのが一般的というイメージがあります。
そこで、「ベンチャー企業でも短時間労働は実現できる」という信念のもと、現在は「週休3日、週30時間未満労働」というスタイルで働いています。この時間内におさまるように、エッセンシャル思考の元でITと人的ネットワークを使って徹底的に効率化していますね。おかげで、これまでより短い時間で高いパフォーマンスを出し、心身ともに健康な状態を維持できています。