虚血性大腸炎は若い女性にも増加中…便秘気味な人は要注意! (5/8ページ)
■ 重症の場合
抗生物質を投与して腸管内の細菌の増殖を食い止め、粘膜の壊死を間接的に抑制したりもします。
■ 腸管の狭窄がある場合
大腸内視鏡(大腸カメラ)を併用したバルーン拡張術が行われることもあります。
治療薬

入院のケースであれば、抗生物質、点滴、整腸剤、鎮痛薬が必要で、入院が不要な場合は、整腸剤や酸化マグネシウムという下剤が処方されることがあります。
なお、急性虚血性大腸炎は緊急度が高いので、次の薬剤を使用する場合もあります。
・血栓溶解薬(血栓を溶かす薬)
・血管拡張薬(腸間膜動脈を広げる薬)
手術になるケース

大腸壁の壊死などが疑われる場合は、腸管を切除する外科的手術(腸管部分切除術)が行われます。
少ないケースですが、狭窄型、壊疽型では外科的手術を要し、特に壊疽型は症状が急速進行性で、他に疾患を持つ高齢者が多いこともあり緊急手術になりやすいです。
治療期間

手術を伴う場合は、合併症を持つ高齢の患者が多いので、最終的に3~4週間程度の治療期間を要することが多いです。
また、それ以外の場合は内科的治療のみで対応の場合は入院するしないに関わらず、多くは10~14日程度です。