福島原発事故から6年…存在が許されない“被ばく牛”と農家の物語を描いたドキュメンタリー映画『被ばく牛と生きる』が劇場公開のためのクラウドファンディングを開始 (5/8ページ)

バリュープレス




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主な登場人物
<吉沢正巳さん (浪江町・畜産農家)>
南相馬市と浪江町にまたがる30ヘクタールの牧場(居住制限区域内/4月1日以降解除)に住み、300頭以上の被ばく牛を生かし続ける。牧場名も「希望の牧場」に変えた。 「被ばく牛の殺処分は、被災者に対する棄民政策につながる」との考えから、日本全国、宣伝カーに乗り、原発事故の悲惨さを訴えている。

<山本幸男さん (元浪江町町議会議員・畜産農家)>
30年以上浪江町の町会議員を務め、原発を推進してきた町の有力者。安全神話を信じ過ぎたことを後悔し、過去の自分を自問自答している。「牛を生かすことは故郷を守ることにつながる」との信念を持ち、二本松市の仮設住宅から片道2時間かけて、浪江町の牧場に通い続けている。

<池田光秀さん 美貴子さん 夫妻 (大熊町・畜産農家)>
原発の立地村・大熊町で5代目となる畜産農家。夫婦で愛情深く牛を育ててきただけに、殺処分には断固反対、賠償金を取り崩し、牛の餌代に充てている。小規模経営のため、平日は妻の美喜子さんが牛の世話をし、サラリーマンとして働く夫の光秀さんは週末に手伝う。現在は広野町に避難している。

<柴 開一さん (浪江町・畜産農家)>
浪江町の中でも最も放射線量が高い地区にある牧場主。戦後、父が荒地から開墾した牧場の後を継ぐ。事故後、妻と娘は埼玉に避難し、年老いた母と牛を世話するために二本松の仮設に一人残った。
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