ルパン一味の家紋も制作!? 家紋の歴史を絶やさない…紋章上絵師・波戸場承龍さんインタビュー (2/8ページ)

Japaaan

家紋は、そうやって江戸時代に紋章上絵師さんたちの手によって多様に展開していったわけですね。しかし5万種類とは驚きです。
波戸場さんは、今や数少ない家紋のデザインもされる上絵師ということですが、ご自身が設立された「京源」という会社では、どんなお仕事をされているのでしょう?

「京源という社名は、もともとは祖父が使っていた屋号なんです。2000年から日本橋の浜町で和服全般の加工を請け負う会社を経営していましたが、2010年に稲荷町に工房を構えて、社名を京源に変更しました。

そして社名変更後、徐々に加工業からデザインの仕事にシフトしていったんです。きっかけは、企業さまのロゴデザインの制作。上絵師ならではの知識を活かしつつ、新しい考え方でデザインを始めました。

「誂処 京源」のウェブサイト 

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江戸時代、家紋は人々にとって身近な物でした。身の周りの物に家紋を施すことは日常的なことでしたが、現代は家紋への意識は薄れ、知らない人も多いです。千年の歴史ある日本の文化を絶やしたくない、という思いから、日常の物に家紋を落とし込むことをしています。

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