ルパン一味の家紋も制作!? 家紋の歴史を絶やさない…紋章上絵師・波戸場承龍さんインタビュー (1/8ページ)

Japaaan

ルパン一味の家紋も制作!? 家紋の歴史を絶やさない…紋章上絵師・波戸場承龍さんインタビュー

皆さんは、ご自身の家紋をご存知でしょうか? では、紋付袴をお持ちの方は? そもそも、自分の家紋が入った着物って、どうすれば手に入るのでしょうか? そんな家紋と着物に関する疑問を解決すべく、現在、ギャラリー「CAPSULE」(東京都世田谷区)で個展を開催されている紋章上絵師(もんしょううわえし)の波戸場承龍(はとば・しょうりゅう)さんを訪ね、お話をうかがいました。

個展会場に入り最初に目に飛び込んでくるのは、ボックスティッシュで築かれた黄金のピラミッド。家紋とどんな関係が⁉

−−こんにちは。早速ですが、波戸場さんのご職業である「紋章上絵師」とは、どんなお仕事なのでしょうか?

「黒紋付や留袖などの着物に、墨と筆を使い家紋を手描きで入れる仕事です。問屋や呉服屋を通して仕事をする事が多いため、表に出ない職業で、存在を知らない人がほとんどだと思います。この仕事が出来たのは、武士が裃に紋を入れる様になった頃です。おそらく室町中期のことでしょう。

江戸時代に入り、庶民も家紋を持つようになり町の上絵師が生まれ、自由な発想で新しい家紋を作りました。今では、家紋の種類は5万はあると考えています。現在の上絵師は加工がメインで、新しくデザインする人はいなくなりました」

ボックスティッシュ(クリネックス「極」)のピラミッドから、ひょっこり顔をのぞかせるお茶目な波戸場さん。パッケージに使用されているロゴは波戸場さんがデザインしたもの。

−−なるほど。

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