ルパン一味の家紋も制作!? 家紋の歴史を絶やさない…紋章上絵師・波戸場承龍さんインタビュー (4/8ページ)
イベントでは、東京江戸ウィークやアートアクアリウムのロゴをデザインさせていただいてます」
--COREDO室町のあの暖簾の紋が、波戸場さんのお仕事だったとは! この黄金のボックスティッシュも、家紋のデザインが加わることで、品質へのこだわりや高級感が伝わってきます。どのお仕事も和のイメージが強いですが、波戸場さんに家紋の制作を依頼される方というのも、やはり伝統芸能に携わっていらっしゃる方なんでしょうか?
「伝統芸能に携わる方に限りません。お母さんから息子さんにというケースもありますし、歌手の方、デザイナー、企業の社長さんから、個人の紋をご依頼いただくこともあります。最近ではフランス・イギリス・オーストラリア・香港・スペインの紋章を持っている方が結婚式で黒紋付を着られるのに当たって、作らせていただいたり。様々な方からの依頼がありますよ」
--最近は、どんな方の家紋をデザインされたんですか?
「落語家の春風亭一之輔さんの新しい紋です。ご本名を川上隼一(かわかみとしかず)さんとおっしゃるので、隼(ハヤブサ)の紋にしようと考えました。もともと使われていらっしゃったのが中陰光琳蔦で、中陰光琳繋がりで、鶴の紋があります。それを隼でデザインしました。隼は嘴に特徴があるので、わかりやすい形に整いました。それから一之輔さんにちなんで、漢字の「一」を忍ばせて。

