吐くことが怖い“嘔吐恐怖症” 発症しやすい場面と克服方法を教えて! (2/6ページ)

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嘔吐恐怖症を発症しやすいシーン
吐いてしまうことに対する恐怖のあまり、嘔吐したり、嘔吐を目撃する機会のありそうな場所を避けようとする、といったものです。

例として以下のようなシーンが挙げられます。

■ 乗り物酔いを連想しやすいバスや電車を避ける
■ 飲み会などの食事の場面を避ける
■ 嘔吐をともなう風邪などの感染を恐れ外出しなくなる

上記のように日常生活が大きな制限を受け、通勤、通学や人との付き合いにも大きな影響を及ぼすことが懸念されます。 嘔吐恐怖症の治療
検査内容
症状に関する問診や、各種の心理検査などが行われることがあります。

治療内容
カウンセリングを通じて認知行動療法を行ったり、曝露療法と言って恐怖を感じるものにあえて少しずつ触れ、慣れていくといった方法が行われます。

嘔吐恐怖症における曝露療法とは、嘔吐に遭遇する可能性があるということで恐怖心を感じる方の多い場面、例えば公共の乗り物などに少しずつチャレンジしてみるといったことになります。

処方される薬
必要に応じて、抗うつ薬や不安を和らげるお薬を使用したりする場合もありますが、あくまで補助的なものです。
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