【鹿毛康司の就活本音対談】#2 ドミノ・ピザジャパン富永朋信「会社選びは結婚相手を選ぶように」 (3/7ページ)
例えば、もしインターンシップに行くのと、富永さんに3時間会うのとではどちらがいいですか? という質問だったら、俺は迷わず富永さんに会うほうを薦めるね。俺はそっちのほうが価値があると思うもん。
●お二人だったら、どのような学生を部下・後輩にしたいですか?(男性/18歳/大学1年生)
鹿毛さん:富永さんみたいなのを部下にしたいよね。俺がメチャクチャなこと言っても、ちゃんとまとめてくれるから。楽できるよ(笑)。
富永さん:まあ私の話はさておき(笑)。やっぱり、気が良くて真っ直ぐな人を部下にしたいですね。ないものねだりをせず、利口ぶることなく、自分の立ち位置や周りにあるものを愛して仕事ができる人なら、部下に限らず上司でも歓迎です。
鹿毛さん:俺の勝手な推測だけど、この人は誰かに「就活では部下にしたいと思う人が有利」だとか言われたのかもしれないね。だからこの質問をしたのかもしれない。
富永さん:なるほど、それはあるでしょうね。鹿毛さんはどんな人が部下ならいいと思いますか?
鹿毛さん:俺も真面目に答えると「一緒に連れて行って恥ずかしくないやつ」だな。それで相手に紹介して、もし俺がその場から先に帰っちゃったとしてもすごく仲良くなって、俺抜きでもどんどん交流して、知らない間に仕事も取ってきちゃう。でもそれは俺のことを影で裏切っているとかそういうことではない。だけど何だかジェラシーを感じさせるようなね。
富永さん:たしかにそれは最高ですけど、ハードル高いなー(笑)。
鹿毛さん:いるかいないかは別にして、こういう部下がいいってことだよ。お利口でそつなく、というよりは、自分で自分の道を作って邁進するヤツがいいね。