泡石鹸と液体石鹸はどっちが効果的?種類別の特徴を医師が徹底分析! (5/7ページ)
TSST-1がスーパー抗原として働き、
発疹、下痢や嘔吐、血圧低下(ショック)、播種性血管内凝固、多臓器不全などを来たす致命的な疾患です。
医療用人工物への感染
人工心臓弁、人工関節、中心静脈カテーテルなどの体内に医療用人工物が存在する患者では、血流中に侵入した黄色ブドウ球菌が異物に定着して感染症を起こすことがあります。
石鹸の種類別による成分や作り方の違い

石鹸は界面活性剤の一種で、動植物のあぶら(油脂)をアルカリで煮て作られ、アルカリの種類により石鹸は2つに大きく分けられます。
・油脂を水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)で煮たもの:固形石鹸や粉石鹸になる。
・油脂を水酸化カリウム(苛性カリ)で煮たもの:ゼリー状の固体になる。
固形石鹸
もともと古くからあり現在も見かけるタイプで、市販の石鹸は脂肪酸のアルカリ塩(ナトリウム塩)を石鹸/界面活性剤としていることが多い。
洗浄補助剤として炭酸塩、ケイ酸塩、リン酸塩などの無機塩類を含むものや金属封鎖剤であるキレートを含むものも存在します。
さらに、添加剤として香料や染料、グリセリン、天然油脂、ハーブ、ビタミンなどのほか保存料が加えられる石鹸のほか、逆に天然成分のみで昔ながらの手法で製造し、無添加を特徴にする石鹸も存在しています。
■ 界面活性剤
水と油は混ぜると一時的に混じりあいますが、放っておくと分離してしまい根本的に混じり合わない組み合わせです。
物質間の境目にあたる「界面」に作用してその性質を変化させる物質が界面活性剤です。
水と油の混合物に界面活性剤を加えると、水と油は分離せずに混じりあう「乳化」を起こし、洗剤はこの「乳化」の性質を利用して汚れを落としています。